複写伝票というと、皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょうか。

 

請求書、納品書、領収書などなど・・・。

 

でも多くの伝票をご注文いただいていると、「なるほどこんな使い方もあるんだ」と

思うものがございます。

 

今回はそんな伝票の一つをご紹介します。

 

 

『言葉の領収書』

 

 

これがその複写伝票のタイトルです。

 

「ん！？　どういうこと？」って感じですよね。

 

こちらの伝票は、建築系の会社様よりご注文いただいている複写伝票です。

 

サイズはＡ４タテ型で、２枚複写です。

 

上部には、打合せをした日にちとお客様のお名前などを書く欄があり、

 

その下は5ｍｍ四方のマス目の方眼となっています。

 

 

 

どんな時に使う伝票かというと、

 

お客様と打合せした内容を書き取る「打合せ記録用紙」です。

 

 

２枚複写になっており、１枚は自社の控え、もう１枚はお客様へお渡しすることができます。

 

打合せした内容を、両者が間違いなく記録として持ち帰ることができます。

 

 

同じような「打合せ記録用紙」というタイトルの伝票はよくありますが、

 

「言葉の領収書」という名前の付けた方が、とてもすばらしいなぁと感じました。

 

 

 

ふつう、領収書はお金の受け渡しを証明するためのもので、

 

経理上とても大事な伝票です。

 

 

 

建築系の会社様ですので、お客様との打ち合わせの内容と、施工に相違があってはいけません。

 

施工後に、お客様がイメージしていたものと違っていることが判明し、

 

言った、言わないなどのトラブルが起こってはいけません。

 

ですので、打合せの内容を、両者がその場で確認し、きちんと持ち帰ることが、

 

お金の受け渡しの証明として使う一般的な領収書と同じように、とても大事な伝票となるのです。

 

 

 

そういった意味を込めての「言葉の領収書」なんですね。

 

もし、打合せの記録用紙だったり、会議の議事録だったり、このようなネーミングにするのも

 

ありだと感じました。

 

 

ご参考にしていただけると幸いです。