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【伝票印刷の伝票通販どっとこむ】複写伝票とはどんなもの?

複写伝票ってどういうもの?

そもそも複写伝票ってなに?っていう方、いらっしゃると思います。

見たことあるし、使ったことも、もらったこともあるって方、多いと思います。

今回のブログでは、複写伝票にはどんなタイプのものがあって、それぞれにはどんな用途があるかなどを、お話しできればと思います。

 

 

複写伝票とは

複写伝票とは、一番上の1枚目にペンで文字等を記入するとその記入した内容をそのまま2枚目以降に複写できる伝票とのことです。

通常、2枚組の『2枚複写』、3枚組の『3枚複写』等々、2枚組以上で一セットになっています。

つまり1枚目に書いた内容と同じ内容の伝票を複数枚作成することができます。

伝票は商品やサービスを提供するタイミングで必要となり、その場面ごとの確認書類として用いられます。

 

 

複写伝票の種類

実は複写の歴史は結構古いです。昔は物理的なやり方だけでしたが、今は化学的なやり方など、技術も進化しています。

複写の方法は下記の3パターンです。

 ①伝票と伝票の間にカーボン紙を挟んで使用する方法

 ②紙の裏側にカーボン印刷をし下の紙に写す方法

 ③ノーカーボン紙(感圧紙)を使用する方法

①のカーボン紙が一番古く、③のノーカーボン紙を使用するのが現在の主流となっています。

 

 

①カーボン紙について

裏面にインキを塗布した用紙で、紙と紙の間に挟み、下側の紙に写す仕組みです。

明治時代の後半ごろから輸入され、使用されていたと言われています。かなりの歴史がありますね。

伝票を書くときにその都度、挟まないといけない手間が必要です。

ただ、裏カーボン印刷の加工料やノーカーボン紙の用紙代を含めて考えると、伝票自体の製作費用は抑えられます。

昔から使用されている伝票がずっとこのかたちで使用されていると、今も変わらず使用されていたりします。

弊社でもまだまだカーボン紙を挟みながら使用する伝票のご注文があります。

 

 

②裏カーボン印刷について

裏カーボン印刷

30年くらい前までは複写伝票と言ったら、裏カーボン印刷が主流でした。

今はノーカーボン紙(感圧紙)にその座をうばわれた形ですが、裏カーボン印刷の方が優れている点が多くあります。

 ・複写文字がはっきりしている

 ・長期間の保存ができる

 ・複写される用紙は基本的になんでも大丈夫 ※特殊紙以外

 ・日光や湿気に強い

 ・水や油に濡れても消えない

 ・複写したい箇所をピンポイントで選べる

 ・複写される文字の色が黒、藍、赤と選べる

 

例えば伝票の長期保存が必要とされる金融関係や官公庁、油を使用する工場や現場、雨に濡れてしまうこともある伝票等々。

ノーカーボン紙にはない様々なメリットがあり、用途や使用環境等によって裏カーボン伝票もまだまだ需要があります。

 

 

③ノーカーボン紙(感圧紙)について

ノーカーボン紙

ノーカーボン紙とは、カーボン紙や裏カーボン印刷を必要とせず、用紙のみで複写させることができる専用の用紙です。

「カーボンがノー(いらない)」ということですね。

文字を書く筆圧によって2枚目以降に複写させるので感圧紙ともよばれています。

紙の表面や裏面に塗布された薬剤同士が化学反応をおこして文字が浮き出る仕組みです。

 

ノーカーボン紙には上用紙(A紙)、中用紙(B紙)、下用紙(C紙)があり、一般的にはこれらを組み合わせて使います。

例えば、組み合わせは下記のようになります。

 2枚複写 → 上用紙+下用紙

 3枚複写 → 上用紙+中用紙+下用紙

 4枚複写 → 上用紙+中用紙+中用紙+下用紙 

 5枚複写 → 上用紙+中用紙+中用紙+中用紙+下用紙 

また、使い勝手によってはその都度複写枚数を変えたい場合は、中用紙のみを使用して1冊にすることもあります。

 

ノーカーボン紙のメリットは、カーボン紙や裏カーボンのように、手にインクが付くことはありません。

また、個人経営でやられている小規模な会社様やショップ様でも、気軽に複写伝票を作ることができます。

 

但し、デメリットがいくつかあります。

 ・長期保存に向かず時間経過すると複写文字が読めなくなってしまう。

 ・直射日光や高温多湿に弱い。

 ・年数が古くなると、複写される文字の色が薄くなって、より強く書かないと写りにくくなる。

 

裏カーボン印刷と比べるとノーカーボン紙はメリットが少ない気がしてしまいます。

但し、個人のお客様との取り引きや、会社同士の取り引きの中で、複写伝票は必要になるものです。

そんな複写伝票ですから、ノーカーボン紙だと手軽に作ることができるというのは、何より一番のメリットだと思います。

 

 

まとめ

複写伝票を作るに当たって、三つの形式があると説明させていただきました。

一般的な使用条件でお使いになる複写伝票であれば、ノーカーボン紙で作っておけば基本的には問題ないと思います。

ただ、長期保存が必要だったり、特殊な条件下で使用する場合は、裏カーボン方式も検討してみる必要があります。

弊社のウェブサイトではノーカーボン紙を使用する複写伝票を主に掲載していますが、カーボン紙を挟んで使用する伝票や、裏カーボン印刷の伝票もお作りすることができます。

ご不明な点や、ご相談など、お気軽のお問い合わせいただければ幸いです。

 

また、今後ノーカーボン紙についてはもっと深掘りをしたブログも掲載したいと思います。

 

 

 

 

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