【伝票印刷の伝票通販どっとこむ】伝票印刷用イラストレーターデータ作成について
伝票のレイアウトをイラストレーターで作成・入稿する際の注意点をご説明します。
カラーモードについて
ドキュメントのカラーモードは『CMYKカラー』で作成してください。
CMYKの色設定について
①1色刷の場合
・カラー設定のCMYKのうち『K版のみ』で作成してください。
・黒1色刷に限らず、青1色刷、赤1色刷り、緑1色刷りなどの場合も『K版のみ』で作成して
ください。
・黒以外の色で印刷したい場合も、CMYKの4色掛け合わせの設定にはしないでください。
・色刷りする場合は実際に印刷するときに、色インキで印刷をしますので、データ上は1色で
作成してください。
②2色刷の場合
・2色刷の場合は、CMYKのうち2色を使って作成してください。
・例えば基本は黒刷りで部分的に黒以外の色刷りの場合は、
「黒刷りの部分はK版、色刷りの箇所はM版」で作成してください。
・CMYK4色の掛け合わせでは、作成しないでください。
③色の濃度について
・文字、罫線の濃度は100%を推奨します。
・例えばK版の濃度を落とすと画面上はグレーですが、印刷した場合、網点の関係で
ぼやけた感じになります。
特に小さい文字、細い書体の文字の場合は特に顕著です。
・真っ黒ではなくグレーで印刷したい場合は、K版濃度100%でグレーのインキで
印刷することをお勧めします。
・但し、枠の中の「塗りつぶし」は濃度を落としていただいても構いません。
罫線の太さ・線の設定について
①線の太さについて
・罫線は0.3pt以上で作成して下さい。細すぎる線は実際に印刷した場合に、表現できない
可能性があります。
②線の色設定について
・必ず「線」に色を指定してください。「塗り」に色指定した線は画面上では「線」のように
見えますが、印刷できませんのでご注意ください。
画像の貼り付けについて
・画像はCMYKに変換し、解像度300dpi以上でeps保存し、イラストレーターにリンク貼り付けを
してください。
・リンク貼り付けした場合は、リンクパレットから「画像を埋め込み」の処理をお願いします。
トンボと塗り足しについて
・仕上がりサイズにトンボの設定をしてください。
・紙端まで塗りがある場合は、塗り足しの設定をして下さい。
塗り足しは、断裁時に発生するズレを防ぎます。
・ 重要な文字・画像等は仕上り線ギリギリに配置しないよう、3~5mm内側に収めてください。
入稿時の注意点
・弊社のイラストレーターのバージョンは最新のものになっておりますので、
お作りいただいたイラストレーターのバージョンのまま保存してください。
・作成した文字は、全てアウトライン化を忘れないようにしてください。
最後に
・ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。